
HIDAMARI HOME / 暮らしの読みもの
収納は量より配置──片づく収納計画
使う場所にしまう場所を。「散らかっても、すぐ戻せる」家のつくり方
収納を増やしたのに片づかない──よくいただくご相談です。原因をたどると、しまう場所はあるのに、使う場所から遠いことがほとんど。人は「出す」ことより「戻す」ことが苦手です。戻す動線が長いほど、モノは出しっぱなしになり、テーブルや床の上が一時置き場になっていきます。散らかりの正体は、収納量の不足ではなく「戻す一歩」の長さなのです。
だからひだまりホームの収納計画は、坪数や収納率よりも先に「どこで使い、どこへ戻すか」を考えます。収納は量より配置。使う場所のすぐそばにしまう場所を設ける適材適所の計画で、「散らかっても、すぐ戻せる」家をつくります。

① モノの住所を、動線の上に決める。朝の身支度・帰宅後の動き・洗濯の3つの流れを書き出し、その線の上に「モノの住所」を割り当てます。カバンと上着は玄関のそば、タオルと下着は洗面脱衣室、文房具と書類はダイニングの近く。動線の上に住所があれば、暮らしのついでに戻せます。
② 「戻す一歩」を短くする。使う場所としまう場所の距離が遠いほど、モノは戻されにくくなります。設計の段階で「この棚には何をしまうか」を一つずつ決め、使う場所から数歩以内に収まるよう配置を調整します。造作収納や可動棚を大工の手仕事でつくるのは、この「あと一歩」を暮らしに合わせて詰めるためです。
③ 散らかってよい「一時置き場」を先に計画する。帰宅直後のカバンや郵便物、洗濯物の畳み待ち──暮らしには必ず「途中のモノ」が生まれます。これを見なかったことにせず、最初から一時置き場として間取りに確保しておくと、リビングやダイニングのテーブルが散らかりません。
- 片づかない原因は収納量ではなく「戻す動線」の長さにあることが多い
- 収納は量より配置。使う場所のそばにしまう場所を設ける適材適所の計画を
- 朝・帰宅後・洗濯の3つの動線の上に「モノの住所」を決めると戻しやすい
- 「一時置き場」を先に間取りへ組み込むとテーブルの上が散らからない
家事ラク動線の家(水廻りを近くに)
キッチン・洗面・物干しを近くにまとめ、「洗う・干す・しまう」を一直線に。収納の配置と家事動線を一体で設計した実例です。
この施工事例を見る※本記事はデモサイトのサンプル記事です。